2020年規則変更点
DRS
 F1の規則では、空力付加物は動いてはならないとされているが、リヤのメインフラップを可動式にしてドラッグを減らし、追い越し機会を増やそうとするのが、ドラッグ低減システム、DRS(Drug Reduction System)だ。
 上段のリヤウイングは主翼とフラップにより構成されている。フラップを倒すことで、空気抵抗を減らし、最高速を伸ばす。
 主翼とフラップとの隙間(スロット)は通常10~15mm。この隙間を最大65mmまで空けることができる。 DRS作動時のメーンプレーンとフラップの間隔は85ミリ。
 サーキットごとにDRSを使用できるDRSゾーンが設定される。
 視界不良あるいはDRSゾーンでイエローフラッグが出ている場合は、レースディレクターの判断でDRSの使用を禁じることができる。
 DRSはフリー走行と予選では自由に使用できるが、決勝ではDRSディテクテイブポイントにおいて前走車の1秒以内につける後続ドライバーのみが使用できる。DRSはドライバーがブレーキを踏んだ場合は、自動的にシステムが解除される。
 スタート後、およびセーフティカー解除による再スタート後の2周の間は使用できない。
 バーチャルセーフティーカー(VSC)の場合は、ピリオド終了直後から使用できる。