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21年からの空力開発ハンディキャップ制度導入に合意
英ミルトンキーンズにあるレッドブルの風洞施設とチーム代表のクリスチャン・ホーナー。写真は2011年当時のもの (C)DPPI
 F1チームは大幅なコスト削減策のパッケージに合意した。これはバジェットキャップ制の強化や2021年にむけた新車開発の禁止など、これまで報じられてきた一連の規制をまとめたものだ。このなかに、空力開発ハンディキャップ制が含まれていることがわかった。
 この制度は、前年の選手権順位にしたがって空力開発の制限に軽重をつけるものだ。まず、風洞の稼働時間やCFD開発の計算データ量に一定の基準値をもうける。そして2020年の選手権順位が1位のチームは、この基準値の90%を2021年の空力開発で使用できる。順位が1つ下がるごとに2.5%ずつ増えていき、最下位のチームは112.5%の開発が許される。
 2021年は、新技術レギュレーションが導入される2022年の新車開発が予定されているため、制限はゆるめに設定されている。
 このハンディキャップ制が本格的に稼働するのは翌2022年からだ。前年選手権順位が1位のチームは、基準値の70%までしか空力開発が許されない。そこから順位が1つ下がるごとに5%ずつ増えていき、最下位のチームは115%の開発が許される。新規参戦チームがあった場合は、前年最下位のチームとおなじ扱いになる。
 これらのコスト削減策は、来週のFIA世界モータースポーツ評議会の議決をへて正式なものになる予定だ。