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2020年カレンダー再編作業はFIAとF1に全権一任
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 2020年のF1カレンダーを再編する作業は、チームの承認を必要とせず、FIAとF1(FOG/フォーミュラワングループ)の判断にまかせられることが決まった。流動的な状況のなかで迅速で柔軟な対応をするための例外的な対応だ。
 F1カレンダーの決定や変更には本来なら全チームの同意が必要になる。しかし2020年カレンダーは混乱を呈し、序盤戦の多くが延期になりつつある。COVID-19問題が落ち着いてレースを開催できる状況になったら、8月の夏休みを停止して、レース週末を2日間に短縮し、3連戦を複数組むような強行スケジュールが検討されている。しかしこれはチーム側に大きな負担がかかるため、いちいち同意を取り付けていては、主催者との交渉を進められない。
 F1のCEO、チェイス・ケアリーは、19日の会議後に発表した声明で次のように述べた。
「会議では、延期されたレースのうちできるだけ多くを、安全な時期に早めに再スケジュールするという計画に全面的な支持が得られた。F1とFIAは再編された2020年カレンダーを作成し、チームに相談できるように努力しているが、今回の再編カレンダーには彼らの正式な承認は求められないことが会議で合意された。これは影響を受けたレース主催者と新日程について合意し、適切な時期にレースをはじめる準備をするうえで、フレキシブルな対応が必要だからだ」
 既報のように、19日の会議後にオランダGP、スペインGP、モナコGPの延期(モナコはのちに中止)が発表された。これで序盤7戦が開催不能となり、現状ではアゼルバイジャンGPが開幕戦になると期待されている。延期扱いは現状で6戦あり、すべての復活は困難だが、いくつかのレースは8月と年末に新日程を組むことが目標になっている。